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おおきな森のどうぶつしょうぎ [将棋]

昨年末に購入した「おおきな森のどうぶつしょうぎ」について。

ルールは本将棋と同じだけど、駒がかわいいどうぶつでできている・・・というもの。まずは、初期配置の盤面から。

initial.gif

これを見れば、将棋をやったことある人なら、どの駒がどう置き換わっているのか一目瞭然だと思いますが、さらによく見ると、駒に利きが書いてあるという親切設計です。駒のイメージも結構面白い。

玉→ライオン:百獣の王だし、まあ当然。
金→イヌ:忠実そう?
銀→ネコ:攻め込んだり、家の守りについたり、自由気ままに行ったり来たりな感じ。
桂→ウサギ:ぴょんぴょん!
香→イノシシ:曲がれない(^_^;)
歩→ヒヨコ:よちよち一歩ずつ。
飛→キリン:これはよく分からない。見通しがいい?
角→ゾウ:同じくよく分からない。でも頭が丸い感じが出てる?
と→ニワトリ:ヒヨコが成長したら当然。しかしイヌと同じ強さ。・・・軍鶏なら小さい犬種とは互角かも?
他の成駒は餌をゲットするのみ。

さて、ここで、どうぶつ将棋で、本将棋の定跡局面を見てみましょう。

zougawari_koshikakeneko.gif
角換わり腰掛け銀・・・もとい象換わり腰掛け猫(笑)先後同型。

gokigen_kirin_vs_chosoku_neko.gif
ゴキゲン中キリンvs超速猫。

yagura_F6neko_G7usagi.gif
矢倉F6猫G7兎戦法。

yokohiyokodori_B5kirin.gif
横ヒヨコ取りB5キリン戦法。


・・・どうでしたか?緊迫した仕掛けの局面もどうぶつ将棋なら、なんとなくほんわかした感じですね。

あと、思うんだけど、どうぶつ将棋だと、駒を見慣れてないせいで、局面の認識が著しく遅くなる気がする。みなさんはどうでした?

本将棋だと、ほぼ無意識のうちに局面認識が終了するんだけど、どうぶつ将棋だと意識下で確認しないといけない感じ。ぱっと見たときにどうなっているのか全く認識できないんだよね。結果的に、局面の把握に本将棋の倍はかかる気がする。局面の認識は図形判断に似ている・・・と、どこかで聞いたような覚えがあるけど、確かにな~と思いました。駒が違うだけで、こうも違うとは。もちろん駒の対応も、全部覚えてるんだけど、たぶんそういう理屈の部分ではなく、感覚的な部分での慣れによるチューニングが重要ってことなんだね。

どうぶつ将棋の駒で、本将棋の局面を作ってプロに見せて、MRI取ったら、どういう反応になっているのか知りたいな~なんて思ったりして。プロだとあっという間に順応して本将棋と同じように反応するのか、それともプロだけにデザインに著しく阻害されまくるのかとかね。何となく前者なのではないかという気がするのは、初型配置のときは、水琴も認識が阻害されなかったような気がするから。つまり、初型だと、どうぶつ将棋であってもひと目で局面の感覚が呼び起こされた。ということは、究極的には、駒自体のデザインよりも「将棋の形」に並んでいるかどうかの方が、優先されるんだと思う。手を進めて定跡型になったときに認識が阻害されてくるのは、たぶん水琴の「将棋の形」に対する親しみ度がまだまだ低いからなのではないかと思う。

これは、結果がどう出るにしても結構示唆に富んだ面白い実験なんではないかな~。是非、次はこれを研究してみて欲しいなあ。

あ、そうそう。別に回し者でもなんでもないのですが、「おおきな森のどうぶつしょうぎ」はねこまどの商品ですので、思わず欲しくなってしまった方はそちらへどうぞ。


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コメント 4

D

将棋の戦型を、どうぶつしょうぎの用語に置き換えると面白いですね。
楽しめました。
by D (2011-04-21 00:55) 

水琴

D さん>

楽しんでいただけて幸いです(^^)

by 水琴 (2011-04-21 23:06) 

柏っ子親父

柏っ子親父です。子どもにどうぶつしょうぎを買ってやろうかと思って検索していたらこちらにヒットしました。世の中狭いものです。

さて、

>角→ゾウ:同じくよく分からない。でも頭が丸い感じが出てる?

ですが、将棋の角にあたるチェスのビショップが、アラビア語で「象(綴りは忘れましたが確かアルファルと発音する)」に相当すると聞いたことがあります。ヨーロッパに渡ったとき、似た発音の単語で「ぼんさん」みたいな感じの方言があって、それと間違えられて「ビショップ(僧正)」になったのだとか。

ですから、おそらく角→象が先に決まって、動物園で象の相方みたいなイメージのキリンが飛車になったものと思いますです。
by 柏っ子親父 (2011-08-05 17:04) 

柏っ子親父

柏っ子親父、続報です。

チェスで飛車に相当するルークは、原義が「塔」らしいです。発祥の地インドには、弓兵を隠した塔に車輪をつけて敵陣に運び込み、四方に矢を射かける、という兵器があった模様。

塔→背高のっぽ→キリン、という連想の可能性があります。

なお、ビショップは今でもロシアでは「ゾウ」と呼ばれているようです。
by 柏っ子親父 (2011-08-06 10:46) 

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