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第52期王位戦第3局(二日目) [将棋]

広瀬王位に羽生二冠が挑戦している今期の王位戦第3局の二日目。

本局は、満を持して(?)広瀬王位の穴熊が登板となりました。ただし、昨期の原動力の四間飛車穴熊ではなく、ゴキ中の穴熊。

一日目は、やや後手の指し手が難しくなりつつある雰囲気でしたが、二日目はどうなったでしょうか。

詳細は、中継ページをご覧下さい。

封じ手は、△4二角でした。予想が当たって、「えっへん」と言いたいところだけど、直後の44手目△5三銀から穴熊を強化しに行く後手の構想は全くの予想外で、これではちょっと当てたうちに入らないかも・・・。

いやあ、一歩損しても穴熊を強化できればいいよというのは、非常に柔軟な発想。・・・というか、本当に大丈夫なんだろうか。これで形勢を損ねてないとしたら、驚異的な大局観だ。

53手目まで、先手も穴熊に潜って、機は熟す。54手目△7五歩から開戦。3筋も突き捨ててから、角を飛び出し、60手目△3三桂と活用。振り飛車もまずまずな感じだけど、先手からの攻め筋も豊富なだけに、捌ききれるかどうか。この局面は、やや先手持ちか。

ここで、羽生二冠は、63手目▲4四銀から一気に決めに出る。もっとも直線的な変化なだけに、かなり先手が良いと見ているのでしょう。

75手目▲7五香まで一気に進んで、先手ペースが確定。

80手目△6五桂は非常手段。7三に歩を打たされた関係で、馬の価値が低くなったということはあるけど、やはり駒損が痛い。先手の飛車の働きを悪くした効果がどれくらい出るか・・・。

84手目△6九銀の食らいつきに、先手は悠々▲5七飛。自玉の安全度を見切っているか。

後手は、攻め駒不足なので、90手目△7四歩と自陣を崩して戦力補充に行く。そこで、▲5一飛成が俗な手ながら、好手。香車を渡しても自玉は平気。

95手目▲6一銀も参考にしたい寄せ。穴熊は受けるスペースを潰さないと、千日手模様になりやすい。

そして、99手目▲7九金打が鬼の一手。これは心が折れる。

先手は、ほとんどZに近いかな?

105手目▲7三歩からは、着実な攻めで、後手玉は受けなし。

というわけで、羽生二冠の勝ち。

本局は序盤~中盤の入り口で、少し先手が指しやすくなった感じだった。中盤になって、後手から動いてきたところをうまくカウンターを合わせて、優位に立った。その後は、あまり危ないところもなく、堅実に攻めきったという印象。後手としては、結果論的には、60手目前後のあたりで何か工夫が必要だったか。

次局は、羽生二冠が後手と言うことで、またどんな作戦が飛び出すか予想が難しい。一応、▲7六歩、△3四歩、▲6六歩、△8四歩から、先手四間飛車穴熊vs後手居飛車穴熊の展開を予想しておきます。


タグ:将棋 王位戦
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