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大学入試の不正 [夜話]

巷を騒がせているアレ。

京大入試で、試験時間中にどういうテクニックを用いてか、試験問題をネットの質問掲示板に投稿したというもの。

いやあ、大学側としてはつらいですね。こういうのを防ぐためには、スパイ映画顔負けの体制をしかないと無理なわけだけど、大学というのは普段そういう仕様になっていないので・・・(^_^;)

基本的には、大学には善良な市民しか来ないということを前提にしているので、多くのことが性善説に基づいて作られている。現在の大学の設備および人員の状況から言えば、現実的には、受験生の心がけに頼るしかない。

今までつけ込まれなかったのが奇跡なのか、あるいは、つけ込まれていたけど気づかなかったのか。

とりあえず、いかなる警備体制を敷いても必ずそれをかいくぐる手段が開発されるのが世の常なので、そのイタチごっこは大変にコストフルなことが予想される。教育関連予算がどんどん削られている昨今、大学には、そういう体力は残されていないような気もする。

やるとしても物品検査やトイレについて行くなども所詮限界がある。携帯だけが手段とは限らないし。電磁波による通信全般を妨害する必要があるだろう。そのためには、静電遮蔽した建物を作り、そこで受験してもらうのが手っ取り早いが・・・。

今回の件で、不思議なことが一つある。それは、ネットの質問掲示板などという情報の正確性や信頼性があまり高くなく、かつ露見しやすいようなところに問い合わせたという点だ。


タグ:時事
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どうはぶ [将棋]

どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?





を、読みました。

本書は、誰もが問うてみたいけれども何となく問えない表題の疑問について、著者が呻吟した過程を表したものである。もちろん、本書において結論は出ていない。ただし、著者の仮説は、最後に述べられている。その仮説は、多くの将棋ファンが何となくそう感じているようなことが、わかりやすく明文化されたものと言っていいだろう。その意味では、特別に目新しいことはないと思われそうだが、本書のおもしろさは、そういうところではない。

表題の疑問に対する回答を探る・・・という建前で、最近のタイトル戦から五局取り上げ、当事者に対局から少し間を置いてインタビューしたという部分が、非常に面白い。建前で・・・と書いたが、おそらく、著者がもっとも伝えたかったのは、このインタビュー部分ではないか。将棋とそれにのみ生きる棋士という人間の魅力をわかりやすく伝えたいというのが、そもそも著者がこの世界に関わったモチベーションなのだから、ある意味では、これもあたりまえかもしれない。

しかし、面白い。なかでも私が個人的に気に入ったのは、山崎七段への取材だ。山崎七段は、名人戦のBS解説のアレが一般には有名になってしまっているかもしれないけど、非常に強い若手居飛車党だ。スマートな見た目に反して、独創的な力将棋を好む。今回のインタビューでは、かなり内心をオープンにしてくれている。

まあ、全体として言うと、タイトル戦の中継を追っかけているような将棋ファンからすると、見たことある内容が多い。当たり前か。何にせよ、インタビュー部分にこそ、この本は価値があると思った。

そうそう、第81期棋聖戦第一局羽生-深浦戦の69手目▲4五桂に替えて▲2二とから斬り合って先手勝ちという結論が出ていたのは知りませんでした。このように、ちょっとマニアックなファンも楽しめるような内容も含まれていながら、全体としてわかりやすくまとめているのは、さすがですね。

タグ:感想

第36期棋王戦第二局 [将棋]

久保棋王に、渡辺竜王が挑戦している今期の棋王戦第二局。

詳細は、中継ページをご覧ください。

本局は、久保棋王が後手番ということで、ゴキゲン中飛車に。

そして、渡辺竜王の対策は・・・、7手目▲5八金右!

いよいよ、来ましたね。平行して行われている王将戦か、この棋王戦かどちらかで一局は現れるだろうと思っていましたが、こっちでしたか。

足を止めて打ち合う将棋で、しかもノーガードでスウェーでかわしながらパンチを出し合うみたいな展開なので、一発はいるとアウトという非常に恐ろしい戦型。矢倉が純文学なら、これは怒号飛び交う任侠ものか(笑)

とはいえ、最近は、すこしずつ定跡らしきものが整備されてきて、30手目△2七角くらいまでは、だいたいこう進むところという感じになってきた。作戦を決めてきたら、二日制でもぱっぱと指すタイプの竜王が、この一手の17手目▲2一飛成になぜか時間を使っているな・・・と思ったら、ケーキを食べていたのか(笑)ちなみに、相手が、おやつを食べているときに指すのもマナーが悪いとされているそうだ。

31手目は、▲8一銀不成か▲9一銀成と二通りの指し方があるけど、本局は、▲9一銀成。▲9一銀成と決まれば、36手目△8一銀までは、ほぼ定跡。続いて、▲6五香打まで定跡と思われていたんだけど、本局は、ここで新手がでました。

37手目、▲1三竜。

まあ、普通の手と言えば、その通り。部分的には、この戦型ではよく出てくる手で、いつ竜を引くかがポイントだったりするんだけど、ここで▲1三竜としたのは初めてということですね。自然な手なので、研究会とかでは指されたことがあるんではないかと思います。香車を手放すのを遅らせるわけなので、いきなりハメられたりすることがなければ、▲6五香打よりもやや勝っているか。

▲1三竜に対しては、後手は、非常に手が広そう。一目は、△6六馬~△5六香の筋。ただ、自然な手を指しているだけだと、研究にはめられる可能性が高いので、どこかではちょっとした変化を見せなくてはいけないだろう。

46手目△6七銀までは、この戦型ではよくある後手からの攻め筋。しかし、47手目は、驚きました。金取りを放置して、▲2八歩!まあ、確かに角は詰むんだけど、中央で金を取られる方が痛そうな感じもするんだけど・・・。

でも、考慮時間が短いなあ。形勢がほぼ互角なときに、こんな怖い手をさくさく進めると言うことは、研究範囲なのか。うん。研究していなければ、これは指しきれないよね。ここは、勢い金と角をそれぞれ取り合うことに。

ここで、48手目△5六銀不成もちょっと意外だった。なくはないかなとは思っていたけど、成るほうが普通かなと。それにしても考慮時間の差が激しい。

50手目の継続手が注目だったけど、△6七香だった。・・・う~ん。これだと、一目▲5八金とかわされて苦しい感じだ。ここからは、少し形勢が離れた感じがした。はっきり、先手が面白い。

しかし、54手目△7一玉は、なかなかの好手。玉の早逃げ八手の得というのを地でいくくらい手数が伸びた印象。まあ、厳密には2~3手くらいかな。でも普通の早逃げは、一手伸びればよしくらいの感じなので、2手以上伸びるのはまれだ。

対して、55手目▲7五桂も参考にしたい手。早逃げによって焦点のぼやけた後手陣を確実に補足するための手。こういうときに得たりとばかりに焦ってラッシュすると、自分で勝手に転ぶことになりかねない。こういう兵糧攻めのような包囲網を築くのがよいことが多い。

以下は、多少の変化はあれど、大勢決す。

というわけで、本局は渡辺竜王の勝ち。

本局は、久保棋王のゴキゲン中飛車に、渡辺竜王が▲5八金右超急戦で対抗。新手を繰り出して快勝という内容。中飛車側が変化するとすれ、有力なのは、二カ所。(1)37手目▲1三竜に対して、△6六馬以外の手を選ぶ。(2)48手目△5六銀不成のところ、△5六銀成とする。ただし、(2)は、良くて互角という感じ。5六成銀、5五飛の形は、ちょっと重い。(1)は全く別の展開になるので、それぞれ一局。

いずれにしても、新手▲1三竜は、これからも指されるでしょう。自然な手なので。

中継棋譜コメントに載っていた久保棋王のゴキゲン中飛車▲5八金右超急戦の勝率を見ると、実は負けまくっているということがわかります。これは、本局のようにタイトル戦クラスの強豪居飛車党の研究手を受けて立つ機会が多く、しかもだいたいその一号局に選ばれてしまうと言う巡り合わせによるものかと思います。そして、良い対策を開発して一勝すると、みんな▲5八金右超急戦を採用しなくなるので、自然と振り飛車側が負け越してしまいやすい・・・ということかなと思います。正調角換わり腰掛け銀同型の後手番みたいなもんですね。受けて立つ側は、局面の数理的な優劣とは関係なく、どうしても勝率が下がりがちです。

さて、これで、このシリーズは通算1-1。残り三番勝負ということになりました。

次局は、おそらく三間飛車かと思いますが、熱戦に期待。


タグ:将棋 棋王戦

どゆこと? [夜話]

政府専用機で、被災者の家族がNZへ行けるって話、なくなったそうで。

何というか、いくらなんでも間の悪すぎる・・・。高校生の生徒会でも許されないレベルの失策をリアル政治家がやらかすとはね。

まず、物理的な実現可能性と法的問題がないかの二点について、ちゃんと吟味すべきだった。次に、大臣ともあろうものが、いったん動いてしまった以上、外務省を一喝してでも押し通るべきだった。押し通したとして、格別に看過できないほどの損害が広範囲に発生するというような案件でもないと思うし。

政治的パフォーマンスと陰口をたたかれたとしても、実際問題、被災者の家族にとってはありがたい話なわけで、何もしないより偽善でもしたほうがよいと開き直っていればよいだろう。仮に、無理矢理押し通したせいで後に辞任することになったとしても、それならば一応人としての筋を通したことには違いない。少なからず、感謝も同情もされるでしょう。

とまあ、普通ならこう考えそうなものだと思うんだけどね。何をやっているんだか。謎だ・・・。


タグ:時事
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NZ地震 [夜話]

NZのChristchurchで大きな地震がありましたね。

マグニチュードは6.3と小さめながら、震源の深さが5km(!)と浅く、また地盤が軟らかかったため、大きな揺れとなったようです。現地は壊滅的な打撃を受けていて、未だに安否確認ができない方も多数で、被害の実態もまだよくわかっていないようです。

河口の街で、緩い砂質の堆積物のため、液状化が至る所で発生したのも被害を大きくしたようです。

今回のニュースで初めて詳細に地図を眺めたのですが、NZって、プレート境界の真上にあるんですね。しかもプレートの挙動が複雑怪奇。まるで日本のようだ。

しかし、Christchurch近郊は、これまで目立った地震はなく、耐震化も遅れていたとのことです。Christchurchの名を冠する19世紀に建てられた大聖堂があり、去年の地震までは大丈夫だったとのことなので、少なくともここ120年くらいは、大きな地震が来ていなかったのかもしれません。ということは、日本の東海地震や南海地震と同等か、それを超える長周期で、なかなか来ないけど一発来たときにはひどいという、防災上は非常にやっかいな地震ですね。

東京も、全く人のことを笑えない危険な立地なので、これを機に、地震対策を考えてみるのはいかがでしょうか。安政地震から150年経っているので、周期の観点から見ると、いつ来ても文句は言えない状況です。


今回の地震では、水琴の知り合いは巻き込まれなかったようですが、結構日本人も滞在していた街なんですね。

この時期は、卒業旅行だのなんだのといって、海外旅行に行く学生も多いので、こういうことがあるとドキッとしてしまいます。

最後に、行方不明者の生存・救出と、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。


タグ:時事
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ウイルス的な [夜話]

最近気づいたこと。

ひょっとして、VB2011って、自動アップデートコントロールできないのかな?探したんだけど、設定する場所が見つからない・・・(^^;)

勝手に再起動とかされると困るんだけどなあ。何日もかかるような計算をさせてるときとか、コンピュータの前に張り付いてないし、止まっちゃうと困るんだけど・・・。

今のところ、運が良いのか、そういう目にはあってないけど・・・。

自動アップデートって、ある意味、小さな親切、余計なお世話。自己責任でやるから、手動に切り替えられるようにはしておいてほしい。

だいたい、ユーザーの意図に関係なく動作して、迷惑かけるのって、ほとんどウイルスソフトそのものではないか(^^;)頼みますよ。

マイクロソフトの自動アップデートもそれに近いものがある。基本的には、コントロールできるはずなんだけど、なぜか自動でインストールして再起動してしまうときがあるんだよね。設定が勝手に書き換わっているのか、重要な更新は強制なのか判然としてないけど、手動に設定しておいたはずなのに、勝手に再起動してしまって痛い目にあったことは一度や二度ではない。

頼むから、カスタマイズ機能は、ちゃんとつけておいて欲しいもんだ。違うソフトに乗り換えたいところだけど、職場全体で契約してるやつだから、ちょっと悩ましい。

年度末は、いろいろとやることも多いし、これから心配だな~。


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○○力 [夜話]

最近、○○力(りょく)というのをよく聞く。

個人的には、○○力っていう言葉は、あんまり好きではない。

女子力とか、意味がわからないし・・・。あのすてきな人の女子力は1kNくらいなのかしらん(←理系が言いがちな悪態)。

とまあ、普段は、そんな私ですが、思わずこんな本を買ってしまった。





まあ、いろいろと思うところがあったわけですが・・・(^^;)

中身のコンセプトは至ってシンプル。問題解決のためには、どこが急所かを見極める必要があり、そのためには、どういう質問をするように心がければ良いか?・・・というのがテーマ。

副題に、論理的に考えるためのトレーニングとあるけど、実は、これがほとんど答えのようなものだ。

筆者の主張は、要するに、問題の論理構造を明らかにし、それをメンバーが共有するための質問が重要である・・・ということである。「問題の論理構造を明らかにする」とは、つまり、(1)なにが問題とされているのか、(2)なにがその原因として考えられうるのか、(3)だとすると、どんな解決策があり得るのか、を順序立てて整理することである。そして、その整理する道筋を、メンバーが共有することが重要だと言うことが述べられている。

これは、当たり前と言えば当たり前だが、意外と忘れられがちなことである。

まず、(1)をすっ飛ばす人は、かなり多い。(1)は、すでに暗黙のうちに共通認識であるというふうに思いがちなところなので、省略しがちだ。しかし、実際には、意外と共通認識でなかったりするので、油断は禁物だ。(1)は問題の定義だから、もしこれを共有できていないと、会議はすべからく破綻する。問題の存在自体については共通認識であると思っても良いことが多いかもしれないが、その優先順位については意見の相違が現れやすいところなので、確認しておいた方が良い場合がほとんどだろう。

(2)は、数え漏らしというか、思い込みに注意が必要。すぐに解決できないような問題の原因は、複合的なものであることが多い。原因は、これだっ!と決めてかからず、ほかに考えられることはないか?・・・と探すことが重要だ。ついでに、なぜそれが原因だと思うのか?・・・というところを、できるだけオープンにして、その論理性を検証できるように議論を進めた方が良い。

(3)は、(1)と(2)を前提としているのだけど、いきなりここへ来てしまうと、いい加減な思いつきの対応策になってしまいがちだ。最悪、単に個人攻撃や責任追求をして、おしまいということにもなり得る。(1)と(2)を丁寧に踏んだ上で、ここへ来れば、少なくとも非論理的な議論にはならないだろう。そして、ここも、(2)と同じく、複数の方法を考えるように心がけ、また、なぜそれが有効だと思うのかという思考過程をオープンにして、共有できるようにした方が良い。

本書は、ビジネス人文庫ということで、ビジネスシーンを念頭に置いた例が多くあげられているけど、実は、こういう考え方や手法は研究とよく似ている。問題の所在を明らかにし、原因を追及し、解決策を提示し、その過程を論理的に行い、さらに学会発表や論文で共有する。まさしく、そのものであると言ってもいい。

いや、・・・というよりは、こういうのは、論理的解決を要求される場面では常に使える「技術」と言ったほうが良いかもしれない。


それで、なぜこの本を読む気になったかというとですね。

実は、最近、非論理的な思考の学生が増えてきた気がするんだよね。理系なのに・・・(>_<)

いろんな可能性が考えられるのに、これしかないっ!みたいなことを平気で言ったり、どう考えても筋が通らないようなことを、論文に書こうとする。待て待て。早まるな・・・と。

それを、具体的にどうしたらいいのか・・・と思ったときに、「はて?論理的思考って、そもそも何だ?」という疑問が湧いてきた。考えてみると、自分がそういうことをいつどうやって身につけたのか皆目覚えていない。たぶん、将棋とかで遊んでるうちに、自然に覚えたのかなあ・・・?というような曖昧な状況(^^;)

こんなことではダメだ~というわけで、わかりやすく書いてありそうな本を探したというわけです。

というわけで、個人的な問題設定は、

1.どういう質問をすれば、相手の論理性を鍛えられるか
2.論理的な質問ができる人を育てるには、どうすればよいか

の二点でした。

まあ、少し、ヒントは得られたかな。


タグ:感想 教育
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第60期王将戦第四局(二日目) [将棋]

今期王将戦第四局の二日目。一日目は、豊島六段が飛車先の歩を突き捨てに来たところで久保王将が次の一手を封じて終了。

二日目は、どうなったでしょうか。

詳細は中継ページをご覧ください。

封じ手は、▲8六同歩でした。やはり、そういうことですか。勝負手ですね。後手は、歩交換後、さらに5筋の歩を突き捨てて角の打ち込みスペースを作る。

56手目△7四歩は若々しい手。単に△3五角成や、△2五歩なども考えてみたいところ、短考で決断。本譜は、一番剛直な感じの手だ。△7五歩を決めるのかと思ったけど、単に角を成るんですね。なるほど。いい位置に馬を作って、若干、後手を持ってみたい感じ。

しかし、59手目▲6五歩が、先手の期待の一手か。なるほど、これは悩ましいね。一目は、△7四銀かな。でも▲7二角から馬を作られるのが少し気になるか。あと、銀交換になりそうなのも気に入らない。できれば、7六の銀には働かないでいただきたいので。う~ん・・・。

って、短考で、△6五同歩!え~、これを取る手があるのか~。それにしても、長考して取るならわかるけど、あっという間に取るのは信じられない。

63手目▲8六歩は、ぱっと見好手。雲行きが怪しい・・・というか、一気に先手よしに見えるようになったような。すごい手だ。後手は、どうしたらいいんだろう。玉の固さを頼りに、△6六馬、▲6五銀、△6八歩を決行するかな?しかし、いかにも玉砕コースだからな~。

長考の末、64手目△5四銀。なるほど。指されてみれば、この一手か。う~ん、さすが。このあたりは、非常に見応えがある。

67手目▲6六同飛には、びっくり!「▲9一角成からぼちぼち」でも良さそうなだけに、そこまでするかな・・・という感じだけど。まあ、本譜のほうが、駒がさばけるので、棋風ということですね。左桂と左銀が捌けたので、振り飛車が少し指しやすくなったのかな。しかし、片美濃は薄いので、実戦的には、まだまだ難しそう。

・・・と思ったら、77手目△4八銀!そうかあ、そういうときは、ちゃんと自陣に手を入れるんだね。さすがに、これは、ちょっと後手が困ったかも?とりあえず、キャンセル待ちで香車を拾っておくかなあ。

本譜78手目は、△1五歩。玉が狭くなったところで、端攻めね。理にかなっている。

84手目△2三香と打って、勝負形になったかな。対して、先手は角を切って▲4五桂。さあ、後手玉に寄りがあるかどうか。

後手も、90手目△3五桂と攻め合い。意外に、後手の攻めもうるさそうか。これは、攻防織り交ぜた戦いをしないと勝ちきるのは難しそう。

110手目△4四角は、なるほどの受け。116手目△1五桂が入って、先手玉が急に危険になった。

しかし、117手目▲2三金が冷静。次に▲3三銀が攻防になる。先手玉は、まだ詰まない。

132手目△1五銀で首を差し出した。まだまだ、△2六歩から王手ラッシュ続けるのかな~と思ったけど、ここで終わり。後手玉は詰みがある。

これで、久保王将から見て、3-1。防衛に王手。ホーム加古川で大きな勝利。

本局は、序盤に豊島六段が工夫を見せ、後手が少し面白いのではないかと思われるような局面もあったけど、実際には、かなり難しかったみたい。中盤はねじり合いになり、少しずつ久保王将が優勢に。終盤は、豊島六段も勝負手連発で粘ったけど、久保王将が押し切った。

個人的には、56手目△7四歩と、60手目△6五同歩のところで、ほかの選択肢は無かったのかなあと思いました。印象に残ったのは、63手目▲8六歩。全く見えてなかったけど、指された瞬間、一気に振り飛車が指しやすくなったと感じた。

豊島六段の終盤の勝負術もなかなか見応えがあった。

挑戦者としては、かなり苦しいシリーズになったけど、あきらめずに次もいい将棋を指してほしい。第五局には少し間があるので、中飛車対策をしっかり練ってほしい。今度は、5八金右超急戦など、どうでしょう?・・・と、個人的な趣味をあげておく(笑)

いずれにしても、熱戦に期待。


タグ:将棋 王将戦

第60期王将戦第四局(一日目) [将棋]

久保王将に豊島六段が挑戦している今期の王将戦。早くも第四局。本局は、加古川ということで、久保王将のホームですね。

詳細は中継ページをご覧ください。

本局、先手番の久保王将は、石田流を採用。豊島六段は、4手目△6二銀。本組に組ませて、じっくり指す方針のようだ。

先手石田流に対して、いきなり左銀を上がって左美濃に組みに行く構想は、比較的新しい指し方だ。たしか、二年くらい前のB1順位戦久保八段-山崎七段戦あたりから有力と見られるようになってきたんだっけ?

石田流本組になった後、先手側から素早く▲6五歩と仕掛けて、浮き飛車を玉頭に回って乱戦にしてくるような変化に対して、△3二玉型よりも△3二銀型の方が玉頭が手厚いというのが直接の意味。当初は、6~8筋方面の形をもう少し進めてから△3二銀としていたけど、本局では、6~8筋方面をすべて保留して3二銀-3一玉型にしているところが新しい。

28手目で、ようやく△6四歩。ここをできるだけ保留して、玉型の整備を優先するのが、最近の指し方。後回しにできる手は、後回しにするの原則。▲6五歩が当たってこないという意味もある。

いよいよ、31手目▲6五歩から開戦。後手は手抜いて、△5二金右。具体的なことは抜きにして、この手は、一目感触が良いね。

35手目▲7九金は、ひねり出したような手。一段金に力あり・・・とは言うけどね。

一方、対する36手目△5四歩は、指してみたい手。

無条件で△5五歩と突かれては、終わってしまうので、角を換えて、▲7七桂とし、銀が6五に行けるようにした。

それでも、後手は、△5五歩。そうか、先手は依然として6七のキズが悩ましいのか。

43手目▲6六飛は、やむを得ないとはいえ、ちょっと辛いかも。△6四歩、▲7六銀の形は、相当に利かされた感じだ。

後手は、さらに△8六歩と突き捨ててきた。ここで、久保王将が次の一手を封じて一日目は終了。

封じ手は、ぱっと見は▲8五銀くらいしか思いつかないけど、それで苦しいと見れば▲同歩と取って一か八か勝負する手もあるか。

局面は、少し後手がおもしろいと見ます。

タグ:将棋 王将戦

にゅ? [夜話]

このところ、少し気に入っている飲み物。

KIRINの世界のキッチンシリーズから、「乳酸菌ととろとろ桃のフルーニュ」。

ふる~・・・にゅ?

フルーツ+乳酸菌?

名前はともかくとして、味わいはなかなかよし。ちょっと甘めだけど、仕事の息抜き&リフレッシュにはちょうど良し。特に煮詰まっちゃったときとか、脳が糖分を要求している~ってときに、おすすめ。

脳でないところにも栄養が行ってる気がしないでもない・・・けど、それは気づかないふりで(^_^;)

味は、たとえるならば、桃のカルピス煮込み的な感じ。口に含んだ瞬間は濃厚で甘みが強い感じなんだけど、乳酸のおかげか、意外と後味はさっぱりで飽きがこない。不思議な感じだ。

ちょっとした気分転換などに、お試しあれ~。


タグ:感想 飲料
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